プレス金型設計製作
60年の経験と実績

プレス金型相談所

金型設計・製作の問題は
お任せください!

プレス金型相談所では
金型設計製作の過程で発生する
問題や課題を解決していきます。

こんな問題や課題を解決できます

ご相談内容例

  • 製品の作り方で困っている
    (金型設計段階)

    まずはお気軽にご相談ください。作りたい物の形状などを聞きながら、単発型か順送金型にすべきか・・深絞り・張り出しなど金型設計時について的確にアドバイスさせていただきます。

  • 金型の製作トライで困っている
    (金型製作・試験押し段階)

    不良の原因は型なのか材料なのか。実際のエンドユーザーが要求する製品品質基準と比較し、どれくらいマッチしているのかをヒアリングしながら判断していきます。

  • プレス量産中に不具合が発生
    (製品連続加工段階)

    シワ、傷、製品破断、寸法不良など状況をヒアリングし、現場の写真を見ることで総合的に判断していきます。

  • 加工工程で困っている
    (製品連続加工段階)

    使用材料の問題なのか、潤滑油や型の修正でクリアするのかなど原因を潰しながらおおよその見当をつけることができます。「ここを直せばうまいく」という最善の加工ポイントを見つけます。

  • その他金型製作・設計時に発生する課題へのアドバイス
    (その他歩留向上対策・VA提案)

    金型製作着手前の見極めや、既にある金型についての歩留率を向上させ不良工程を減らすこと、および最適な材料などを考えるためのアドバイスが可能です。

  • 新規引合いが来たが工程設計(工程の組み立て)ができずに困っている。
  • 量産段階だが不良品がなかなか減らない。どうしたらいいか・・・
  • トライ時のソリや変形破断が直らない。原因がわからない。
  • 金型トライ段階でトラブルが発生。解決の糸口がみつからない。
  • これまでに経験したことがない難しい製品加工の依頼が来てしまった。どこから手をつけていいかわからない。
  • 板絞り加工で出来るかどうか判断に迷って困っている。
  • 原材量産中の加工工程を省力化したい。どうしたら省けるか?

これまで解決してきた事例

以下に製品写真入りで示した事例は絞りと張出しとを複合加工した、難度の高い製品を示しています。

インテークマニーホールド

  • 問題・トラブル

    一枚絞り品(アルミ製)でかつ自動加工が条件の自動車用インテークマニーホールドの部品。プレスの押し込みストローク時に、バーリング加工とフレアー加工を同時に成形する難易度の高い手法

    解決方法

    冷間鍛造により底付管を成形し管の側面にバーリングおよびフレアーを4箇所加工しました。従来型の鍛造製AIMを軽量・高性能化を指向して某関連メーカーが開発を進めたものでしたが、条件である「製品の自動加工」にどうしてもバーリング部がプレス加工では筒径が小さく、バーリング方向は下から上面に持ち上げることは構造上不可能でした。そこでバーリング方向とは逆の上から下面にバーリングパンチを押し込む方法で加工しました。この、パンチを上から下に押し下げ、バーリングは上向きに上がるという正反対の加工方法は今まで考えられなかった極めて奇異な着想で、下孔径バーリングパンチの工夫、トライを重ね成功しました。もちろん全自動化まで完成させ納入いたしました。

乗用車イクゾーストパイプ排気口

  • 問題・トラブル

    ステンレス製外観重視・機能部品をショックライン、絞りシワ、破断を防止して3次元変形絞りを成形する

    解決方法

    本製品は材質SUS304、1㎜tの形状的に難易度の高い自動車用の部品です。ステンレス板製品の3次元絞りでは、シワ・材料あまりが発生する難しい加工になりますが、この部品を成形する秘訣は別々に絞ったタンク部分をいかにシワの発生なく板厚減少を押さえ寄せることができるかです。材料の加工流れを局部的にコントロールする技術、スプリングバックの防止技術、絞り・張出複合加工技術などが要求されるので、ポンチ形状が成功の鍵ですが、見事、成功させました。

難易度の高いダブルタンク深絞り品

  • 問題・トラブル

    深絞りと張出し成形とを同時に行い、加工工程数を最小に抑えた難易度の高い複合成形

    解決方法

    本製品はアルミニウム1.2mmtを使用した自動車部品のヘッダータンク部品で、角絞りの形状的な難しさと熱交換器のロウ付けのための部品寸法制度維持が課題でした。写真にあるように2つのタンク間隔は2㎜と接近し、タンク成形側面の平滑さが要求されました。プレス加工は各々の部位における体積をいかに形つくるかがポイントで、深絞りの豊富な経験と実績をもとに、究極的な板複合成形を達成しました。

プレス金型相談所のご利用方法

  • お問い合わせ無料

    お電話・メールまたはFAXにてご連絡ください。

    お問い合わせイメージ
  • お打ち合わせ
    有料30,000円〜

    実際に金型がある場合は、実物を確認させていただきアドバイスを行います。これから製作を開始する場合については、製作予定金型の概要をお伺いさせていただきます。

    お打ち合わせイメージ
  • 金型設計・製作のアドバイス/ご提案
    有料50,000円〜

    ご相談いただいた内容を元に、金型設計/製作についてのアドバイスや問題解決のご提案をを行います。解決策の提示後も、問題解決できるまでフォローアップしていきます。

    金型設計・製作のアドバイス/ご提案イメージ

金型設計・製作についてお悩みの方は
ぜひご相談ください。

プレス金型相談所について

60年間で培っった技術と経験で、金型設計製作の過程で発生する問題や課題を解決していきます。

代表者写真

ごあいさつ

昨今、物作りが年々難しくなってきています。それに伴いプレス金型作りも予想以上に難しくなっています。さらには経験豊富な中小企業会社の廃業が止まらず、金型を作れる会社が年々少なくなってきています。若いやる気のある人達が起業できる環境作りが大切ですが、金型作りは難しく企業秘密が立ちはだかり閉鎖的です。お医者さんのように困った時に費用を払えば簡単にアドバイスが受けられる「プレス金型困りごと相談所」があれば、非常に心強いし便利で安心ではないでしょうか。

私は60年間プレス金型の設計業務に携わり、プレス金型設計製作会社を42年間経営してきました。アルミ、鋼鈑、銅、ステンレス板製品の金型数6万型をユーザー様へ納入させて頂きました。難易度の高い絞り金型も数多く手掛け、豊富な経験とノウハウを蓄積することが出来ました。難しい金型は製作可否判断に迷うことが多く、実際、金型を製作して試し加工で問題が発生することがしばしば起こります。金型はいろいろな関係技術の結晶であり、トラブル解決には60年間という長期に亘り設計・制作に携わった総合力が皆様のお役に立てると思っています。
金型を仕事とするプロの皆様が困って手を尽くして解決しようと頑張れども、堂々巡りで解決の糸口が見つからない、時間が無い、そんなお助けのお手伝いが出来れば良いと思い事業をスタートしました。是非、気軽にご相談下さい。

  • 事業所

    プレス金型相談所

  • 代表者

    田川 宗定

  • 事業内容

    金型設計、金型製作における相談アドバイス、絞り加工における相談アドバイス

  • 所在地

    茨城県結城市

  • 連絡先

    TEL:0296-32-7213FAX:0296-32-7213